妊娠出産・子育て

②復路編: 安定期の長期フライト体験談

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こんにちは、今日は涼しいですね〜

妊娠6ヶ月から7ヶ月にかけて、日本に一時帰国をしてきた話、復路編です。

往路編はコチラです↓↓

①往路編: 安定期の長期フライト体験談 ご無沙汰してしまいました! イギリスも例年になく暑い日が続いていて驚いているみかんです。 さて今日は、妊娠6ヶ月から7ヶ...

 

では早速!今回は長くなりそうな予感です……

 

フライトはフランクフルト経由バーミンガム行き

 

帰りの便は1ヶ月後、妊娠7ヶ月で26週に入る頃を予定していたので、周囲のアドバイスもありビジネスクラスを予約していました。

しかし空席やマイル数の関係で、ルフトハンザの経由便(フランクフルト経由バーミンガム着)しか取れず、バーミンガム空港の方が自宅から近いのでそうしました。

ルフトハンザでは、日系航空会社とは違って妊婦用の介助サービスがありません。

但し、車椅子サービスを予約しておくことができ、そうすると預け荷物のピックアップまで手伝ってくれるので、遠慮せずに事前に申し込んでおくことをオススメします。

車椅子をご利用のお客様 – Lufthansa

 

羽田空港を出発!

 

羽田でのチェックインの際に、バーミンガムで車椅子サービスを申し込んでいる旨を確認。

そしてビジネスクラスに無事搭乗しました。

 

以前イギリスへの赴任時に、JALのビジネスクラスに乗せてもらったことがあるのですが、JALの座席は隣の席と上手いこと前後していてお隣さんの顔が見えなくなっているだけでなく、窓際席からもお手洗いに行けるようになっていました。

今回のルフトハンザのビジネスクラスは、お隣さんとの仕切りは特になく、窓際席の人は通路側の人がフルフラットにした場合、お手洗いに行くのがちょっと大変・・という感じの座席でした。(贅沢を言っているのは重々承知ですw)

 

もちろん私はお手洗いへの通路を死守したかったので、通路側の席を予約していました。

人生2度目のビジネスクラスは、まずBOSEのヘッドホンに感激!笑

ヘッドホンをつけるだけで、何も流してなくても周りの雑音が遮断されるんですよ!(あれ、これ常識?)

そして食事やサービスは勿論のこと、やはりフルフラットで寝れるというのは良いですね。

ただ、ちょうどこの時期寝つきがあまり良くなくて(妊娠8ヶ月の最近はぐっすりなんですが…)、折角のフルフラットなのにそんなに眠れなかったのが残念でした。

 

妊娠7ヶ月でのロングフライトの感想としては、『ビジネスクラスでも中々辛い』です。主人に怒られそうですが。笑

やはりお腹もだいぶ大きくなっていて、長時間同じ体勢というのが疲れるので、身体を動かしたくなります。。

トイレに何度も行ってはみるものの、大した歩行距離じゃないし個室も狭いのであまり身体を動かすことも出来ず。(それでも出来る限りストレッチしてましたがw)

一方で、横向きで寝たい時期になっていたので、やはりフルフラットで横向きで寝れたのは良かったです。(いつも寝ている左向きで寝たら、お隣さんの方を向くことになってしまって若干の気まずさを感じましたがww)

 

ただ、やはり飛行機の中で広さには限界があるわけなので、狭いベッドで長時間というのは妊婦には辛いものがあります。これは仕方ないですね…。

そしてやっと乗り継ぎ場所であるフランクフルト空港に到着。自宅まであともう少し!

 

フランクフルトでの乗り継ぎトラブル

 

さてさて、ここでまさかのトラブルです。

フランクフルトでいつも通り案内に従って乗り継ぎ手続きを済ませ、ラウンジで一息。案内板を見ると、乗るはずのフライトが遅れている…?

結局40分近く遅れて飛行機に乗り込めたのは22時過ぎ。

羽田からの便であまり眠れていなかった私はここで眠気に襲われ、着席とともに就寝。

 

ふと目を覚ますとアナウンスが流れていて(多分乗り込んでから30分ほど経っている)、何やらCAさんがかなりご丁寧に謝っている。

もうアナウンス終わりかけだったけど、“tomorrow morning” というのが聞こえ、周りの人達が一斉に立ち上がるのにつられて思わず立ち上がる。

そして『明日の朝まで出発できないんだ…』ということを悟る。まさかのフライトキャンセルです。

 

訳の分からないままバスに乗り込み空港に戻り、案内カウンターまでなかなかの距離を歩かされる。(この時点でスタッフの誰かに妊婦であることを申告すればよかった、と後悔…。ヨーロッパの人からは、日本人の妊婦はなかなか気づいてもらえません。遠慮せず主張すべし。)

カウンターにて、翌朝便への振替手配、宿泊ホテルの手配、空港内で使える食事チケットの説明などをしてもらい、この時点で23時過ぎ。

空港内のエアポートホテルは満室で、タクシーで15分程かかるホテルになってしまいました。本気で涙目。w

食事チケットを50ユーロ分貰ったので(ビジネスクラスだったから高額だったのかな?)、こんな時にも勿体ない精神が働き、荷物が重くなることを承知でお菓子を買い込むw

 

貰ったタクシーチケットを使ってホテルへ向かうと、ホテルのチェックインが激混み。。。

全然大したホテルじゃないんですが(失礼w)このフライトキャンセルによりお客が殺到したのでしょうね、、。ここで妊婦の優先レーンなんてあるわけもなく、主張する勇気もなく、ヘトヘトだったけど40分くらい並んでやっとチェックイン。

お部屋でシャワーを浴びる元気もなく(綺麗じゃなかったしw)、自分とお腹の赤ちゃんを慰めながら就寝。

4時間半後には起きなきゃいけなかったけど、相当疲れていたのかかなり熟睡できて良い睡眠が取れました。笑

 

フランクフルトを出発、ついにバーミンガム到着

 

翌朝、フロントで予約したはずのタクシーが全然来なくて苛立ちながらもw、なんとか空港到着。

飛行機に乗り込み、離陸を確認して安堵…やっと帰れます😭

フランクフルトからバーミンガムへのフライトは、LCC並みの小型飛行機なので(1時間半ですから!)ビジネスクラスとは言っても座席はエコノミーと大差ありません。

隣が空席になっていて広く使えることと、たった1時間半なのに立派な朝食が出てきたのがさすがビジネスクラス✨でした。

 

そして、やっと、やっと無事にバーミンガムに辿り着きました。

さて私が気になるのは、どこから車椅子に乗るのかな?ということ。羽田では飛行機の出口から係りの人が待ってくれていたけど、バーミンガムではそれらしき人おらず。

とりあえず通路を抜けてみたものの、誰も待ってる気配ないwどうしたものかと周りを見回してみると、少し離れたところに椅子に座って談笑しているスタッフが。

とりあえず、「wheel chair serviceを予約しているんだけどどこへ行けばいいか」と聞いてみると、名前を確認されて、そのおじさんが車椅子を持ってきてくれました。

こちらから声をかけないと何もしてもらえないとは、日本とのサービスの違いを実感w

 

でも、車椅子をお願いしておいて良かったです。

大げさかなと思っていたのですが、入国ゲートまでも結構な距離があったので助かりました。もう前日から色々ありすぎて気力が残っていなかったのでw

荷物レーンに着くと、ちょっと待っててと言い残してどこかへ消えていってしまうおっちゃん。オイオイこれから重たい荷物流れてくるのに・・・結局、私の荷物が流れてきて、「どうしよう誰かに手伝ってもらおうかな」と思っていた矢先におじさん戻ってきましたw

大きな荷物が2つあったので荷物用のカートが必要だと言うと、持ってきてくれる素ぶり無く、私がカートを持ってくる始末w 車椅子から立ち上がってカートを持ってくる様子を見て、周りの人達が驚いているように見えました笑

 

教訓としては、日系以外の航空会社のサービスに過剰な期待をするべからず、といったところでしょうか。笑

でも重たい荷物のピックアップは助かったし、車椅子に乗せてもらえたのはとても良かったので、妊婦さんにはオススメしたいです。

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そんなこんなで私の長旅は幕を閉じました。

帰宅してから体調は良好、お腹の赤ちゃんも何も問題なく元気です!

妊婦さんで長期フライトに乗ることを悩んでいる人にアドバイスするならば、あくまでも自己責任という認識のもと、安定期の出来るだけ早いうちに往復することをオススメしたいです。

27週はなかなか疲れますので、妊娠6ヶ月のうちに戻ってくるのが1番良いかな〜と。私ももし次回があったらそうします。

それから今回身をもって学んだ「直行便に勝るもの無し!」ということ。肝に命じます。w

 

何はともあれ、安定期の元気な時に、日本でいっぱい美味しいものを食べられて幸せな時間を過ごせました。

どなたかの参考になると幸いです!

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

みかん

ABOUT ME
Minami
元イギリス駐在妻(2016-2021)。現在は横浜で男児2人の育児に奮闘する傍ら、女性誌メディアのブロガーやフリーのライターとして活動中。ヌン活・ランチ巡りが好き。